星屋フィリピン日記

フィリピンのプラスチック工場のこと、キンドル本のこと、美味しい食べ物のこと、あとはLinuxとか

憑神(つきがみ) 映画レビュー

2007年の映画です。僕の妻が大好きな妻夫木の主役です。

あらすじはさておき、最後は、上野寛永寺の幕府軍と官軍と上野戦争に焦点をあててるのはいいですね。幕末は、たいがい薩長からの視点から描かれがちですが、当時の旗本の、恥をしる武士の一分をあったことでしょう(といっても、そんなにシリアスな映画ではないですけどね)。

ちなみによくこの上野戦争で、赤やら白やらの鬘みたいなのかぶってるひとがでてきますが、あれは、官軍が江戸城を無血開城したときにうばった宝物のようで、もともとは仏教とかでつかうチベットのヤクの毛なんです。で、赤、白、黒があったので、それぞれ土佐、長州、薩摩が色分けでかぶったとか。なるほど、鬘の人は確かに、官軍スタイルの洋式ですものね。

 

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