星屋フィリピン日記

フィリピンのプラスチック工場のこと、キンドル本のこと、美味しい食べ物のこと、あとはLinuxとか

フィリピンでは社員旅行(Outing)が必須

フィリピンでは、5月から6月の現地の夏の時期に、社員旅行、現地ではOuting(アウティング)と呼ぶ、一日、場合によっては一泊の旅行をするのが普通です。

うちの会社は、本格的な操業が2014年でしたので、昨年はしなかったのですが、さすがに社員も10人ぐらいになったので、時期的にはかなり遅い6月末の土曜日に行って来ました。

 

場所は、うちの工業団地FPIPから1時間ぐらいのリパシティにある、Shercon Resortというところにしました。

 

Shercon Resort and Ecology Park - HOME

 

ひとり1,000PHPで、簡易な屋根付掘っ立て小屋を貸切、ミリエンダとお昼が含まれているコースです。近くにはプールとか、ウォールクライミングとか、空中ブランコとか?があります。

基本的には、社員にお任せでしたが、連想ゲーム(Pinoy Henyo)やら、取ったくじに書いてある歌を歌わなければいけないカラオケ(Videoke)やらで、ま、それなりに楽しんでいたようです。

 

日本の社員旅行だと、担当の子達がみっちりスケジュール組んで、社員が退屈しないように心配りが激しいですが、フィリピン人は、自分から楽しむというマインドに長けていますから、ご飯とカラオケがあれば十分のようですね。

 

実際に、午前11時ぐらいから午後4時まで、ずーっと食べて、ずーっと歌ってました。一緒に行った香港人は、こんなもんなの?これでいいの?と不思議な顔しながら、昼寝したり、スマホいじったりしてました。

 

今回思ったことは二つ。

ひとつは家族。家族同伴の社員がいて、その分はまあ彼らが払うんですが、フィリピン人にとってはそれはいいことなんでしょうね。一応、今回の旅行の幹事も家族を連れてきてたので、社員はそっちのこで楽しんでました。

 

あとは、それにもつながりますが、公私をあまりわけないようです。もともとこの社員旅行には、最近入ったマークという新卒の子も参加する予定だったのですが、うちの仕事がきつすぎる、ということで三日前から会社に来ず、辞めることになってました。でも、この社員旅行は来たい!!といいはる。自分でお金を出すから、と。

こっちとしては、お金の問題じゃないし、やめたらやめたで、ちゃんと縁は切りましょ、といったのですが、携帯のテキストで、でも行くもん!!と聞かない様子。どうもうちの若い女性社員に恋してるみたいですね。

結果は、マークは来ず、なぜかその若い女性社員もドタキャンということになりましたが、ま、面倒なことがおきずによかった、ですかね。。

 

ひとはなかなか大変ですね。来年はまたもう少し社員数も増えて、もっと楽しい時間になってることを期待です。